こんにちは!発毛技能士のもってぃーです!スーパースカルプ一宮店を5月1日にオープンしたのですが、まだまだまだ×100、認知されていないようで、お客様は見えられていないので、これからもっと頑張らないと!と思ってブログを書きたいと思います。何を書こうと思っていましたが、本日はミノキシジルについて書かせてもらいます
ミノキシジルってAGA治療には、物凄くメジャーなものになりますよね。
でもちゃんと、どういった効果があってどういった注意点があるのかまで認識して使用していますか?
誰しもが知っている血流促進効果ですが、それ以外にも、成長因子が関わっていることやアポトーシスを抑制していることなどご存知でしたか?
本日はその辺りをブログにしましたので、ご興味がある方は是非、お付き合い下さい!
それでは、よろしくお願いします。
動画(マインドマップで説明)で見たい方はこちら↓
Contents
元々なんの為に作られたの?
薄毛が気になって調べている方なら、よく知られていることになると思いますが、ミノキシジルは元々「血圧を下げる薬」として作られ、認可されたものになります。その中で、ミノキシジルを服用していた患者さんの副作用として「多毛」が確認されした。
そこから、髪の毛にも応用が効かないかと、研究が進められるようになったんです。
では、そのミノキシジルは現在どのような評価を受けているのかについて見ていきます。
男性型および女性型脱毛症診療2017版ガイドライン
このガイドラインは「日本皮膚科学会と毛髪科学研究会」の共同事業として発足し作られものになります。
色々な実験や研究のエビデンスを基に、現在AGA治療に使われている「フィナステリドやミノキシジルなど」の推奨度を分類したものになります。
実際にこのガイドラインは誰でも見れられるので一度調べてみて下さい。
この中で、副作用や効果を含めて、トータルで見たときに推奨度として「A」「B」「C1」「C2」「D」で評価されています。
それぞれの評価下記の通りになります。
- A 行うよう強く勧める
- B 行うよう勧める
- C1 行っても良い
- C2 行わないほうが良い
- D 行うべきでない
このような評価がつけられています。
では、このミノキシジルの外用薬の評価はどれにあたるのか?
ミノキシジルの外用薬は「一番上位のA」にあたります。
日本皮膚科学会と毛髪科学研究会が、最高ランクに位置付けいるんです。
ミノキシジルには濃度があるのですが、このガイドラインでは、「男性は5%」「女性は1%」が勧められています。
それ以外の高い濃度の場合、人によっては皮膚に異常が出る確率が高くなってしまうようです。
ミノキシジルには外用薬と内服薬があるですが、内服薬はどうなのでしょうか?
内服薬の評価は残念ながら「D」と1番低い評価を受けています。
その理由は「副作用の強さ」があげられています。
それにミノキシジルの内服薬は男性型脱毛症の治療薬として「認可されている国はない」のです。
なので、安易に手を出さないほうがいいですし、お医者さんでも簡単に処方するところは避けたほうが無難だと思います。
次は、このブログの本題の「発毛効果の理由」について書いていきます。
ミノキシジルの発毛効果と理由
では、本日の本題の「ミノキシジルの発毛効果とその理由」について書いていきます。
まずは効果から。
ミノキシジルを塗布することで起こる一番の効果は「毛髪の成長期の期間を延長」することにあります。
髪の毛は、「成長期」「退行期」「休止期」と、3つの期間があり、この期間が繰り返し続きます。このことを「ヘアサイクル」と呼びます。
簡単にそれぞれの期間の特徴を書きます。
- 成長期:毛母細胞が3~6年かけて活発に働き髪が伸びる期間
- 退行期:活発に働いていた毛母細胞の髪を成長させる機能が徐々に弱まる期間
- 休止期:退行期を経た髪は毛球が萎縮。髪は完全に成長が止まり、抜け落ちる準備の為に
- 徐々に上に押し上げられていく期間
詳しくはこちら↓
ミノキシジルはこの成長期を延長してくれます。では、そもそも成長期の期間は何で維持されるのか?それは、「VEGF,FGF-5S,IGF-1,FGF7(KGF) ,HGFの細胞成長因子で維持」されていると言われています。
この「成長因子」と言うキーワードが重要になっていきます。
では、ミノキシジルを使用すると、どのような理由で髪の毛の成長期を延長させるのか?
それは下記理由になります。
- 血流の改善
- 毛乳頭細胞のIGF-1やVEGF、HGFと言う成長因子を産生、発現促進
- 毛母細胞のアポトーシスの抑制
このようなことが挙げられます。
1.血流の改善
まず、「血流の改善」についてですが、ミノキシジルは元々血圧を下げるために作られています。
血圧を下げるには、血管を拡張しなければいけません。
その結果、血流がよくなる訳です。
2.毛乳頭細胞のIGF-1やVEGF、HGFと言う成長因子を産生、発現促進
次に、「毛乳頭細胞のIGF-1やVEGF、HGFと言う成長因子を産生、発現促進」についてなのですが、
成長因子については次回詳しく書いていきます。ここでは、それぞれどのような働きがあるかを簡単にまとめておきます。
- IGF-1(インスリン様成長因子-1):毛母細胞の増殖、血管内皮細胞に働くと
- 抗炎症作用を発揮すると同時に、血管も拡張
- VEGF(血管内皮細胞増殖因子) :毛包周囲血管網の構造促進、毛包や毛管サイズの拡大
- HGF (肝細胞増殖因子) :休止期毛包を成長期へ導く、アポトーシスの抑制作用、
- 退行期、休止期への移行制御
ミノキシジルを塗布することで、このような成長因子が刺激を受け、髪の毛の成長期を延長させるように頑張ってくれる訳です。
3.毛母細胞のアポトーシスの抑制
次に、「毛母細胞のアポトーシスの抑制」についてです。
そもそも、アポトーシスってなに?って思いますよね。アポトーシスと言うのは、「予め予定された細胞の死」=「細胞の寿命」のことになります。
髪の毛は、毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで成長します。
その毛母細胞が寿命を迎えることで、髪の毛の成長は止まってしまいます。
その寿命を延ばすことができるのであれば、成長期を伸ばすことになりますね。
副作用と注意点
ここまで見ると、ミノキシジルって最強って思うかもしれませんが、副作用や注意点もありますので最後はそのことに触れておきたいと思います。
まず副作用ですが、以下の報告があったようです。
- 頭痛
- めまい
- 動悸
- 血圧低下
- 皮膚炎
- 極めて低い確率で重篤な副作用
このようなことが、実際に報告があったようです。
重篤な副作用とありますが、確率はものすごく低確率のようです。
他にも初期脱毛があります。
次に注意点です。
- 高血圧や低血圧の方や狭心症をはじめとする循環器系疾患の方は注意が必要
- 肌が弱い方
- 過去にアレルギー反応が起きた方
- 初期脱毛がある
このようなことに注意する必要があります。
今は、個人輸入などで簡単に安くミノキシジルの購入ができます。
ですが、このような副作用等もありますので、心配な方はまず、お医者さんに相談するのがいいと思います。
また、何か異常があるときはすぐに使用はやめて、お医者さんに行くようにしてください。
まとめ
最後に箇条書きにしてまとめたいと思います。
- ミノキシジルは外用薬と内服薬
- 男性型および女性型脱毛症診療2017版ガイドラインでは、外用薬の評価は「A」だが、内服薬は「D」の評価で、そもそもどこの国もAGAの治療薬として認めていない
- ミノキシジルによって、成長因子が発現、促進される
- 成長因子が髪の毛の、成長期の延長に関わっている
- 毛母細胞のアポトーシスの抑制
- 初期脱毛がある
- ミノキシジルには注意点と副作用があるので、心配なら医師へ相談すること
- 異常が出た場合は、使用を中止して医師へ相談すること
ミノキシジルで治療を始めようと思っている方の参考になればと思います。
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