こんにちわ。最近暖かくなってきましたね。
5月は紫外線が強いので、紫外線対策もきちんとしていきましょう!
紫外線の話を振っておきながら、本日は「成長因子」について少し深く掘っていきます。
前回のミノキシジルのブログで成長因子の話をしましたので、その続きと思っていただければなと思います。
それでは、成長因子の話をしていきますね。
前回のブログはこちら↓
動画で見たい方はこちら↓
Contents
そもそも、成長因子ってなに?
成長因子と言う言葉を聞いたことってありますか?
成長って書くくらいだから、何かしらの成長と関わった因子ってことかなと言う想像は、なんとなくつくと思います。
大まかにはこの想像通りであってると思っています。
もう少し詳しい意味としては、「ある特定の細胞が増えたり、分かれたりするのを促すタンパク質の総称」になります。
なんとなく解って頂ければ問題ありません。
じゃ、その成長因子がどのように、薄毛と関わるがあるのか見ていきましょう。
薄毛と関係が深い成長因子
では、薄毛と関係が深い成長因子を見ていきましょう。
- FGF-5(繊維芽細胞増殖因子)
- FGF-5S(FGF-5から切り離された因子)
- FGF-7(繊維芽細胞増殖-7)
- VEGF(血管内皮細胞増殖因子)
- HGF(肝細胞因子)
- IGF-1(インスリン様成長因子-1)
こえれだけ見ても、なにがなんだか解りませんよね。
なので、そえぞれの特徴や働きを見ていきましょう。
FGF-5(繊維芽細胞増殖因子)
この成長因子は脱毛に関係がある成長因子になります。
髪の毛の成長には、「成長期」「退行期」「休止期」に分かれるのですが、このFGF-5は退行期を誘発する働きがあります。
すなわち、抜け毛のスイッチを入れる働きがあることになります。
成長期だった髪の毛を退行期に移行させてしまうわけです。
このFGF-5が後に説明するFGF-5Sよりも量が上回れば、退行期へのスイッチが入ってしまうことになります。
薄毛に悩まれている方からすると、本当に迷惑な成長因子になりますね。
FGF-5S
これは、先ほど説明したFGF-5から切り離された成長因子になります。
どういった働きがあるかと言うと、FGF-5の退行期誘発を阻害する働きがあります。
このFGF-5Sの量がFGF-5よりも多い場合は、成長期が持続されるわけです。
なので、FGF-5を抑制するか、FGF-5Sを増やすかすると、成長期を長く保てるようになるということですね。
では、そのFGF-5Sはどのように増やすかなのですが、FGF-5Sは体内にもともとありますが、外部から取り入れることで増やすことも可能です。
なので、育毛剤や発毛剤にFGF-5Sが入っているものを使うと、FGF-5Sを増やすことも可能です。
FGF-7(繊維芽細胞増殖因子-7)
この成長因子は、毛乳頭細胞から産生されます。
別の呼ばれ方はKGF(ケラチノサイト増殖因子)とも呼ばれます。
どんな働きがあるかと言うと、各細胞の増殖、分化に関わるシグナルを出す働きがあります。
髪の毛で言うと、毛母細胞に作用して、毛母細胞の増殖、分裂を促します。
ということは、FGF-7は髪の毛の成長に関わることになります。
また、毛包の退行期も阻害してくれます。
VEGF(血管内皮細胞増殖因子)
この成長因子は、毛乳頭に発現します。
成長期に最も多くなって、退行期、休止期の順に減っていきます。
ちなみに、AGAの方はこのVEGFの産生が低下していることが解っています。
では、どのような働きがあるのかなのですが、毛乳頭細胞をオートクラインに増殖します。オートクラインとは、分泌物が分泌した細胞にも作用することを言います。
簡単に言うと、自分以外にかけた魔法が、自分にもかかると言うことです。
次に、毛包周囲血管網の構築を促進します。
毛包は周囲を毛細血管によって、網状に囲まれています。その毛細血管の構築を早くしてくれると言うことですね。
最後に毛包や毛管サイズを拡大してくれます。毛包が大きくなるということは、髪の毛がしっかり成長してくれるようになります。
HGF(肝細胞増殖因子)
この成長因子は、間葉系細胞から分泌されます。
どういった働きがあるのかと言うと、血管新生を刺激します。血管新生とは新しく血管を作ることを言います。
次に、休止期毛包を成長期毛包へ導いてくれます。髪の毛を成長させるためには、この成長期への移行が大切になります。
最後に、アポトーシスの抑制作用、退行期、休止期への移行制御があります。
アポトーシスとは、細胞の寿命のことです。
HGFは髪の毛の成長期の延命に効果が期待できるということになります。
IGF-1(インスリン様成長因子)
この成長因子は、肝臓や他の組織(骨格筋など)で産生されます。
このIGF-1は薄毛のみならず、たくさんの効果があるので、次回深く掘り下げようと思います。
どんな働きがあるのかですが、全身の成長を刺激して、体中のほぼ全ての細胞に対して、成長促進効果を発揮します。
髪の毛に対しては、頭皮の炎症を抑えたり、血流をよくします。さらに、成長期の誘導、維持をし、毛母細胞を増殖させます。
言ってみれば、救世主的な存在です。この成長因子は食事を通して、知覚神経を刺激して増やすことができます。どのような食事がいいかも次回ブログに書いていきます。
まとめ
まとめていきます。
薄毛に関係が深い成長因子は次の6つ
- FGF-5(繊維芽細胞増殖因子)→脱毛に関係
- FGF-5S(FGF-5から切り離された因子)
- FGF-7(繊維芽細胞増殖-7)
- VEGF(血管内皮細胞増殖因子)
- HGF(肝細胞因子)
- IGF-1(インスリン様成長因子-1)
これらの成長因子が体内で分泌されることで、以下のような効果が期待できます。
- 髪の毛のサイクルの成長期の延命
- 退行期、休止期を遅らせる
- 毛母細胞を活性化
- 血流をよくする
- 頭皮の炎症を抑える
- アポトーシスを抑制する
脱毛の原因は、男性ホルモンや5αリダクターゼ、悪玉男性ホルモンなどがよく目につきます。
これらも脱毛の原因ではありますが、成長因子のFGF-5と言うものも脱毛の原因に一役買っていることも知って頂きたいですし、逆に、脱毛から救ってくれる成長因子もあることを知って頂けたらなと思います。
薄毛に関係がある成長因子について書いていきましたが、なんとなく解って頂けたら幸いです。
以上になります。ここまで読んで頂きありがとうございました。
次回はIGF-1の超パワーについて書かせて頂きます。
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