フケの原因と根本的対策

ども、発毛技能士のもってぃーです。

フケの種類は大きく2種類あります。

乾燥フケ（パラパラしたフケ）
脂性フケ（ベタベタしたフケ）

本日は【乾燥フケ】について、記事を書いてみました。

毎日ちゃんと髪の毛洗ってるのに、翌日になるとフケが出る方や黒っぽい服を着たときに白いフケが付いてしまう方などが、フケに悩まれている方に読んで頂ければなと思います。

それにしても、ちゃんと髪の毛洗ってるのに、フケが目立つだけで不潔に思われるのとか侵害ですよね。

なんなら、『フケ症じゃない人より神経質に髪の毛洗っとるわー！！』って、叫びたくなりますよね。

でも、肩回りに落ちているフケをみると凹みますよね。

外の風が強いとき、お店とかに入ったときにもフケが肩回りに落ちてたりすると嫌になりますよね。

頭もかゆくてかいた後、爪にフケが溜まってなんてありませんか？

本当にどうにかしたいですよね。

一時的な対策から、根本から直す対策まで記事に書きましたので、フケが気になっている方の役に立てればなと思います。

Contents

フケってなに？

簡単に言うと古くなった角質で【垢】です。

垢って聞くと、『やっぱり汚いやん！』ってなっちゃいますよね。

でも、これって誰しもが起きていることなんですよ。

ターンオーバーって聞いたことありますか？

このターンオーバーで古い角質が剥がれるんです。それがフケになります。

ターンオーバーってどうやって起こるかなんですが、専門用語とか難しいのでこまかな皮膚などの名前は無視します。

皮膚は何層かになっていて下の層（体の内側）で新しい細胞ができて、約28日かけて新しい細胞が皮膚の表面に押し出され、古い皮膚が剥がれ落ちることなんです。

面白い現象というか、不思議な現象というか、凄い能力ですよね。

要は正常なターンオーバーは28日掛けて行われて、皮膚が綺麗になるってことです。

その時に剥がれた皮膚がフケになる訳です。

乾燥フケの原因

では、この厄介なフケの原因ってなんなんでしょうか？

これから、そのことについて触れていきますね。

洗浄力が強いシャンプー

過去のブログでも書いてきましたが、まずはこれですね。

【洗浄力が強いシャンプー】

このシャンプーを使うと、頭皮のバリアとして必要な分も皮脂を取ってしまいます。

そうすると、頭皮の乾燥に拍車がかかってしまいます。

洗髪後に頭皮が『つっぱるなぁ』と思う方は、乾燥していると思われます。

洗いすぎ

皆さん、髪の毛は1日に何回洗っていますか？

フケが気になるからって、朝と夜2回洗ってます。なんてことはありませんよね？

もしそうされている方がいましたら、朝のシャンプーは直ぐに辞めて下さい。

フケが気になるのは理解していますが、いつまで経っても治りませんよ。

先にも書いた通り、洗いすぎることで頭皮に必要な皮脂を取ってしまい、頭皮の乾燥に繋がってしまいます。

夜に1回の洗髪で十分です！今日から夜だけにしましょう！

ドライヤーが近い

髪の毛を乾かす際、ドライヤーを使うと思うのですがこのドライヤー近づけ過ぎないようにしてくださいね。

近いとドライヤーの熱で頭皮にダメージを与えてしまういますし、頭皮が乾燥してしまいます。

余談ですが、洗髪後に濡れたままにしている方は、直ぐに髪の毛を乾かすようにして下さい。

濡れたままは、菌が繁殖してしまい、頭皮環境が悪くなってしまいます。

季節、気候

これって意外だと思いませんでした？

季節や気候で、頭皮も乾燥しやすくなるんです。

よくよく考えてみたら、頭皮も皮膚だから当たり前かって話ですが。

どの季節が一番フケが多くなるかは、論文があるんです。

引用させて頂きますね。

フケ発生の季節変動に関しては, フケを主訴として病院に来院した患者数を調査し,その結果,夏に減少し, 11～12月に増加するとの報告がなされている5)。
フケ抑制剤の評価と開発に関する研究 †1

この時期はいつもよりもフケが多くなると思います。

食習慣の偏り

これは言わずと知れたことですね。

普段口にするもので、体は作られています。

その内容がジャンクフードばかりでは栄養が偏ります。

ターンオーバーするのにも栄養が使われます。

なのに、栄養のないジャンクフードばかり食べていては正常なターンオーバーは行われません。

フケの対策

では、原因からみた、対策を書いていきますね。

洗浄力が強いシャンプーの対策

【アミノ酸系のシャンプー】に変えて見ましょう。勿論合う合わないはありますしアミノ酸系のシャンプーは金額が少し他のシャンプーより高いです。

ですが、洗浄力は弱いので、余分な皮脂まで取らずに済みます。

アミノ酸系のシャンプーの見分け方はこちら↓

洗いすぎの対策

これはシャンプーの回数を１日１回にしましょう。

アトピー性皮膚炎や乾燥肌の人は、1日1回のシャンプーもしなくて大丈夫です。

２日に1回程度で問題ありません。

シャンプーの正しいやり方についてはこちら↓

ドライヤーが近いの対策

髪の毛を乾かす際のドライヤーは、１５㎝～２０㎝は離すようにして下さい。

そして、１か所にドライヤーの風が当たらないように、ドライヤー本体を揺らしながら髪の毛を乾かすようにしましょう。

季節、気候の対策

ホホバオイルや椿オイルを手に少量取り、手のひらで伸ばして、頭皮に揉みこむように塗ってあげて下さい。

あまり多く付けると毛穴の詰まりの原因になってしまうので、注意してください。

タイミングとしては、髪の毛を洗った後に乾かしてから塗ってあげて下さい。

食習慣の偏りの対策

ターンオーバーを正常なモノにする為にも、食事の見直しは必要です。

ターンオーバーが乱れるのは栄養不足による代謝のおとろえなのでジャンクフードばかり食べていてはダメです。

ターンオーバーに関係してくる栄養素としては、ビタミンB群とビタミンCを積極的に摂っていきたいですね。

ビタミンＢ群の栄養素は頭皮に関係していて、脂肪の代謝を活発にしたり、皮膚のターンオーバーを促したりしてくれます。

ビタミンCには抗酸化作用がありますので、細胞の酸化が抑えられます。

食事の見直しは健康にも関わってきますので、これを機に見直してください。

即効性をもとめるなら、コラージュフルフルネクスト

このシャンプーにはミコナゾール硝酸塩が入っています。

あまり聞きなれない単語ですよね。

このミコナゾールはフケ症に極めて有効なシャンプー剤なんです。

MZSはフケ症に対して臨床効果を有し, さらにこの効果はM. furfur の菌数の減少とも比較的一致する,極めて有用なシャンプー剤と考えられた.
フケ症に対する0.75%硝酸ミコナゾール配合シャンプーの有用性の検討-シャンプー基剤を対照とした二重盲検比較試験

このように証明されています。

この文中のMZSが硝酸ミコナゾールシャンプーになります。

ただ、このシャンプー、金額が少しお高めです。また、泡立ちも良くなく髪の毛はきしみやすいです。

あとは、根本的な解決にはならないので、使用を中断するとまた、徐々にフケが現れてきます。

抗炎症性の薬と思っておいた方がいいです。

https://amzn.to/3mGOUPI

まとめ

乾燥フケについて書きましたが、まとめますと

洗浄力が強いシャンプー
洗いすぎ
ドライヤーが近い
季節、気候
食習慣の偏り

以上が原因になってきます。

これらの対策として

アミノ酸系のシャンプーへの変更
1日1回のシャンプー
ドライヤーの使い方に気を付ける
植物性のオイルを塗る
食生活の見直し

これらの対策をとって、根本から直していきましょう！

番外編で、即効性の高いシャンプーにコラージュフルフルネクストを使用してみる。

これは、根本からの改善にはならないですが、即効性は高いので検討してみるのもありです。

いかがでしたか？乾燥フケについて書いてきました。

これからの季節フケの発生が多くなってきます。

コートなど黒の服を着ると、白いフケは目立ってしまいますがフケの原因を知って、対策を取ってフケを治していきましょう！

以上です。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

出典：

フケ抑制剤の評価と開発に関する研究 †1
フケ症に対する0.75%硝酸ミコナゾール配合シャンプーの有用性の検討-シャンプー基剤を対照とした二重盲検比較試験

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