薄毛の方が気にするべきシャンプーの種類と薄毛に関係があるホルモン用語説明

こんちわ、発毛技能士のかずきです。

今日は来年薄毛の治療のサロンを出すので、その資格取得に向けて勉強していることを

アウトプットしたいと思います。

薄毛って気になりだしたら、なんとかならないかって、切に思いますよね。

薄毛の勉強をしたことで、何かしら薄毛に悩む人の助けになればなと思います。

その為にも、まずは単語を知ることから始めましょう！

Contents

シャンプーの成分種類

大きく分けると3種類。

高級アルコール系
石鹸系
アミノ酸系

になります。では、それぞれの特徴の説明です。

高級アルコール系

市販されているシャンプーの中で最も一般的なのが、高級アルコール系シャンプー。

なんか、高級って聞くと響きいいですよね。でもでも、だまされちゃいけません！

単にアルコール分子中の炭素が6つ以上含まれているものを高級アルコールって呼んでるだけなんです。

炭素の数が多くなれば油性の性質が強くなります。

これは、どういうことかと言うと、売る側としてはコストを低くできます。

使う側は、泡立ちが良く洗浄力に優れています。

この、デメリットは洗浄力の強さです。洗浄力が強いと皮脂を余分に洗い流してしまい、頭皮が乾燥してしまう。そうなると、痒みや炎症を引き起こしやすくなるケースもあります。

成分表で確認するなら、【ラウリル硫酸】【ラウレス硫酸】などの表示がある場合は、高級アルコール系になります。

石鹸系

ドラッグストアやスーパーなどに売っており、一般にはシャンプーのパッケージに石けん系シャンプーであることが明記されている。

高級系アルコールよりも洗浄力は落ちる分、頭皮の負担は低いがアミノ酸系よりも洗浄力は高い。

生分解性が高いので、自然環境への負荷は低いので、環境には良い。

デメリットは、アルカリ性である石鹸系シャンプーを使用すると、髪の毛のキュ－ティクルが開きやすくなり、洗い上がりは髪がきしんだりゴワついたりする場合がある。

成分表で確認するなら、【脂肪酸ナトリウム】【脂肪酸カリウム】【石けん＊＊】などの表示がある場合は、石鹸系になります。

アミノ酸系

頭皮に優しいシャンプー。

頭皮や髪と同じ弱酸性の性質があり、刺激が少ない。また、天然由来の成分が使用されているため、アレルギーや炎症を起こしにくい。

また、皮脂を除去しすぎることがないため、頭皮や髪の保湿や乾燥対策に役立つ。

デメリットは、価格が高く、洗浄力が高級アルコール系、石けん系よりもやや弱い。また、泡立ちが悪いので若干洗った感が実感しにくい。

成分表で確認するなら、【ラウロイル＊＊】【ココイル＊＊】などの表示がある場合は、アミノ酸系になります。

薄毛の原因となるホルモンたち

男性ホルモン

ステロイドの一種で、生体内で働いているステロイドホルモンのひとつ。アンドロゲンとも呼ばれる。

副腎や睾丸で作られていて、具体的には、男性特有の体つきをつくるほか、タンパク質を筋肉や内臓に変える助けをしたり、皮脂の分泌を促すことや、体毛の発育を促す、また、性欲を高める働きをします。

テストステロン

アンドロゲンに属するステロイドホルモンで、男性ホルモンの一種。

筋肉増大、タンパク質同化作用の促進、体毛の増加の作用をもつ。

5αリダクターゼ

薄毛の原因になるジヒドロテストステロンを作り出す体内にある酵素の一種。

5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、多くのAGAは主にⅡ型の影響を受けていると考えられている。

プロペシアはⅡ型に有効、ザガーロはⅠ型とⅡ型どちらにも有効。

ジヒドロテストステロン

ヘアサイクルを乱し、成長する前の髪の毛を抜けやすくして薄毛進行を促す。

男性ホルモンの中のテストステロンが変換されたもの。

テストステロンよりもホルモン活性が10～30倍も強い男性ホルモン。

毛乳頭のレセプター（受容体）と結合し、毛母細胞の活動を低下させる。

ジヒドロテストステロンによって毛母細胞の活動が抑制されると、栄養が必要ないと判断され血流が低下すると考えられている。

エストロゲン

女性ホルモンのひとつ。

女性の薄毛の原因の多くはエストロゲン減少によるものである。

IGF-1

日本語では「インスリン様成長因子-1」、別名「ソマトメジンC」とも呼ばれています。

成長ホルモンの働きによって肝臓や骨格筋などで産生される物質。

IGF-1が血管内皮細胞にある受容体に結合することで、抗炎症作用を発揮する。

更に、血管も拡張します。

ヘアサイクルの成長期の期間を長くすることで、毛髪が成長しやすい環境を整えます。

毛髪のタンパク質量を増やし、質を高めてくれる働きがある。

増やすには、知覚神経を刺激する。

知覚神経を刺激する食べ物は大豆やトウガラシ。

まとめ

シャンプーの種類と薄毛に関係のあるホルモンの単語をまとめてみました。

薄毛が気になる方はシャンプーはアミノ酸系シャンプーを使うことをお勧めします。

値段は高価ですが、シャンプーを毎日使っても2か月くらいは持つと考えれば、そこまで負担にならないかなと思います。

ただ、髪の長さなどによっては使用量は変わってくるので一概には言えませんが。

ですが、シャンプーは本来の目的は「地肌の汚れを取り除くこと」と「地肌の血行をよくすること」であって、その先に、美しい髪が出来上がることをお忘れなく。

健康な髪は頭皮からです。

男性の薄毛はこんなイメージの方程式になります。（あくまで個人的な感想の方程式です。）

テストステロン+5αリダクターゼ＝ジヒドロテストステロン

そして、このジヒドロテストステロンが毛乳頭のレセプターと手を結ぶと薄毛になる。

ちなみに、よく薄毛は遺伝すると言われますが、遺伝するのはこのレセプターの感受性、すなわち手の本数です。

この感受性（手の本数）が強いほど（手の数が多い）薄毛になりやすい。と、言うことになります。

これがヘアサイクを乱します。いわゆるAGAですね。

これらの、対策の一環としてIGF-1を増やすといいですね。

まずは、食習慣の改善からですね。

次回は食習慣の改善する際に摂りたい栄養について、記事を書く予定です。

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