こんにちわ~!スーパースカルプ一宮店で発毛技能士をしています、かずきです。
本日は、ヘナについて書いてみたいと思います。
こんな方に読んで頂けたらなと思います。
- 最近、ハリやツヤ、まとまり感がなくなったと感じている方
- 最近、髪の毛が細くなった。や、柔らかくなったと髪質の変化が気になり始めた方
- 白髪が気になるが、頭皮にダメージを与えたくない。と思っている方
- 同年代の方とのzoomや対面で、その方たちと自分の髪の毛の質が違うことが気になる方
- まだ髪の毛が薄いとまではいかなくても、何か改善方法がないか気になっている方
このような方の参考になればと思います。
そもそもヘナって何?どんな効果が期待できるの?って感じている方もいると思うので、まずは、そこから説明したいと思います。
ヘナとは
- インドや中近東にあるミソハギ科シコウカと言う天然植物染毛剤の1つで、クレオパトラが爪に使っていた。と言う話は有名です。
- 化学染料を使っていないので、頭皮にも髪にもいい染毛剤
- アーユルヴェーダでは、薬草として伝えられてきた
- ローソンと言う赤色酵素色素が髪の毛のタンパク質に反応して絡みつき、発色する
このように、主に植物性の白髪染めで使われていることが多いですが、もっとすごい効果が期待できます。
ヘナの期待できる効果
- 髪のダメージやハリやツヤの改善
- パサつきを抑えて、まとまりやすい髪質にする
- 髪の毛の細さや柔らかさを改善して、しっかりした髪の毛にする
- 頭皮改善
このような効果が期待できるんです。
これだけでもすごくないですか?
もちろん、デメリットもあります。そのあたりも書いていきますので、最後まで読んで頂けたらなと思います。
Contents
ヘナを使用するメリットと理由
まずは、ヘナを使用するメリットから見ていきましょう。
ヘナを使用するメリット
化学染料を使っていないので、頭皮についても問題ない
ヘアカラーって、1剤と2剤を混ぜて混合液を作ってから染めると思うのですが、この混合液って薬剤を使っていますよね?
薬剤なので、染めている最中に頭皮にピリピリした感覚を体験したことがある方は多いと思います。
薬剤が頭皮に付くと、頭皮環境にもよくありません。
でも、ヘナは植物性で化学染料を使っていないので(あとで説明しますが、ヘナにも100%天然のものとそうでないものがあります。)、頭皮付いても問題ありません。
なので、頭皮にダメージを与えず、染める事ができます。
100%天然のヘナを使ってくださいね。
使用し続ける事で、髪の毛が元気になる
ヘナは使用し続ける事で、髪の毛が元気になります。
要は、ダメージケアができると言うことです。
傷んだ髪の毛って、髪の毛の内部が空洞になってしまっている状態です。このことをダメージホールと呼びます。
ダメージホールができると、髪の毛は親水性と言う状態になります。
親水性とは、水を含みやすい状態のことです。
なので、ダメージ毛=親水性とも言えますね。
じゃ、その逆の健康毛って何?ってなりますよね。
親水性と逆のことを疎水性と言います。水をはじく性質のことですね。
なので、健康毛=疎水性とも言えます。
ヘナを使用すると、へナの分子がその空洞を埋めてくれます。
そして、ヘナを繰り返し使用することで、髪の毛は親水性から疎水性になっていきます。
少し話は反れますが、髪の毛は弱酸性(ph4.5~5.5)の状態が一番いいと言われています。ヘナは髪の毛を酸性に傾けてくれるので、髪の毛が締まります。
髪の毛が締まることで、ツヤだったりコシだったり、ハリと言った髪質の改善にも繋がります。
個人差はありますが、3~8回ほどで髪の毛に何かしらの変化が出てくると思います。
ちなみにですが、髪の毛がアルカリ性に傾いていると、キューティクルが開いた状態になってしまい、そこから水分や栄養が逃げてしまい、髪の毛の潤いやツヤ、ハリをなくしパサパサの傷みの目立つ髪になっていしまいます。
逆に酸性に傾くと、キューティクルが締まり過ぎた状態になって、髪の毛全体が硬くなっていき、手触りが悪くなります。
なので、健康毛を簡単に言うと、弱酸性で疎水性の髪の毛ってことですね。その状態を作ってくれるのが、ヘナってことです。
ヘナのデメリット
ここからは、ヘナのデメリットをお伝えします。
白髪は染まりやすいが、黒髪には染まりにくい
ヘナは白髪に対しては、色付きが解りやすいですが、黒髪には色が付いているのかほとんど解りません。
ヘナはタンパク質と結合するので、黒髪にはヘナの成分が乗っかっているイメージになります。
ヘアカラーは脱色するので、黒髪にも色がつくのでその違いですね。
なので、ヘナを使用しても黒髪をヘアカラーのように明るくすることは厳しいです。
ヘナショックがある
ヘナショックとは、髪の毛のごわつきやきしみ、ヘナの色が衣服についたり、汗で流れたりしてしまうことです。
髪の毛のダメージが強いと出やすいです。具体的にヘアカラーやパーマをしている方ですね。
これだけ聞くと、ヘナを使うの辞めよって思えますよね。
でも、これはヘナを使い始めた時に起こることなので、何度か使用しているうちに落ち着いてきます。
においが強い
植物性の染毛剤になるので、畳のような強いにおいがあります。
個人的には、畳のにおいは好きなので、僕は気になりませんでしたが気になる人は気になりますね。
草木かぶれ
過去に草木でかぶれたことがある方は、気を付けた方がいいですね。
ヘナは使う前に必ずパッチテストをしてくださいね。
ヘナにはメリットも大いにありますが、デメリットの中のヘナショックは中々強力ですね。
でも、ヘナショックを乗り越えた後の髪の毛の変化はプラスな要因が多いと思います。
ヘナの注意点
先ほども100%植物性のヘナを使ってくださいと書きましたが、売っている全ての商品が100%植物性と言う訳ではありません。
中には、ケミカルヘナなんてものも存在します。要は化学成分の入ったヘナのことです。
パラフェニレンジアミン、ピクラミン酸ナトリウム、2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノールなどが成分表などにある場合もありますので、その場合は注意してください。
成分表がない場合は、比重から確認してもらうといいです。
ナチュラルヘナの場合、180ccのカップいっぱいに入れたときに、80g~90gになります。
逆にケミカルヘナの場合は、110g~120gと重くなります。
あとは、お湯にヘナを入れるか、ティッシュなどにお湯とヘナを染み込ませたときに赤味が出たり、茶色や黒色になったらナチュラルでない可能性が高いです。
あくまで、100%ではないですのでご了承下さい。
あと、妊娠初期や整理中の方は、使用をやめてください。
ヘアカラーの染まるとプロセス
最後にヘアカラーがどうして髪の毛に良くないのか、髪の毛が染まるプロセスを書いて終わりたいと思います。
絵を描きましたので、まずは見てください。
ヘアカラーは1剤に酸化染料とアルカリ剤、2剤に酸化剤、この2つを混ぜて混合液を作ります。
混合液を髪の毛に塗布すると、1剤のアルカリ剤がキューティクルを強制的に開きます。
そこに、混合液が入って髪の毛が染まるのですが、キューティクルを開いたのでその状態だと、そこから水分や栄養が逃げてしまいます。
これも、髪の毛には良くないんです。
ヘナの場合は、キューティクルを開いたりせずに、キューティクルを包み込むように膜が張られ、髪の毛のタンパク質に反応して白髪が染まります。
これらの違いがありるわけです。
まとめ
今回はヘナについて書いてみました。
メリットをまとめますと
- 白髪を染める事は可能
- ヘナを使い続けることで、コシやツヤ、うるおいやパサつきの改善に期待できる
- ヘアカラーと違い、髪の毛や頭皮ダメージを与えにくい
- 頭皮改善にも期待できる
デメリットをまとめますと
- ヘナでは黒髪を明るくすることは厳しい
- ヘナショックがある
- においが強い
- 草木かぶれ
このような感じです。
ヘナショックが気になりますが、何度かヘナを使うことで落ち着いてきますし、髪が細かったり柔らかかったりするのも改善することが期待できるので、続けてみることが大切ですね。
ただ、ケミカルヘナには充分注意してくださいね。
でも、何かしらトラブルが出た時は直ぐに使用をやめて、病院で見てらうようにしてくださいね。
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