AGAの仕組みと原因。薄毛は遺伝するの？

こんにちわ。もってぃーです！

念願の発毛技能士の資格を取得しましたので、今後、薄毛の情報発信をしていきたいと思います。

宣伝になってしまいますが、来年の5月か6月に愛知県の一宮で発毛サロンを始めます。

一宮の方、またそれ以外の方、今しばらくお待ちください！

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AGAの仕組みと原因

さて、AGAの対策も大事ですが、まずは原因と仕組みを知りましょう。

早速ですが、下記が頭皮の断面図になります。

髪の毛が成長するのは、毛細血管から運ばれた酸素や栄養素が毛乳頭へ運ばれ、送られた酸素や栄養素を使って、毛母細胞が細胞分裂を行います。

そうすることで、髪の毛は成長します。髪の毛の成長は、男性で3年から5年、女性で4年から6年と言われています。

髪の毛が抜けても新たに髪の毛が生えてきます。それを何度も繰り返します。

頭皮のすぐ下には皮脂腺と言う器官があります。この皮脂腺から5αリダクターゼと言う酵素が分泌されます。

男性、女性ともに男性ホルモンを持っているのですが、生活習慣等乱れることでホルモンバランスが崩れてしまい、その男性ホルモンが5αリダクターゼと結合することでジヒドロテストステロン（DHT）に変わってしまいます。

ジヒドロテストステロンが生成されると、毛乳頭を攻撃しだします。

毛乳頭が攻撃を受けることで、毛細血管からの酸素や栄養素が毛乳頭に届かなくなります。

その結果、毛母細胞の細胞分裂が阻害されてしまいます。そして、髪の毛が抜けてしまうわけですね。

さらに、髪の毛が抜けた箇所を、脳がこの髪の毛には酸素や栄養素を届けなくていいんだと判断してしまい、毛細血管が細くなってしまいます。

毛細血管が細くなると、！毛乳頭に送られるはずの酸素や栄養素が少なくってしまうわけです。

薄毛予防には血流が大事と言われるのは、こう言うことなんですね！

そんな状態になっても、新しい髪の毛を生やそうと頑張てくれてるんですが、悪玉コレステロールのジヒドロテストステロンがいる限り、毛乳頭を攻撃し続けてしまうので、髪の毛が成長しきる前に、折角頑張って生えてきた新しい髪の毛は抜けてしまうという、悲しいことがおこるんです。

これが、AGAのスイッチが入った状態になります。

じゃ、髪の毛って1日に何本抜けるとAGAなの？って思いませんか？次はそのことについて、ご説明しますね。

1日に抜けても問題ない髪の毛の本数は？

よく、1日に自然に抜ける髪の本数は50本～100本と言われ、200本を超えだすとAGAの疑いがあると言われます。

ですが、安心してはいけません！50本～100本の自然脱毛でも、髪の毛の質次第では、AGAのスイッチが入っていると判断できます。

その髪の毛の質と言うのは、細くて短い髪の毛になります。

シャンプー後に抜けた髪の毛が、細くて短い場合は、要注意です！！

気になっている方は一度、ご自分のシャンプー後の抜け毛を確認してみて下さい。

ちなみに、長くてしっかりした髪の毛は寿命を全うした自然脱毛なので、気にすることはありませんよ。

お勤めご苦労様と送ってやってください。

何度も言いますが、注目するのは細くて短い髪の毛です！

AGAになるとなぜ薄毛になるのか？

まず、AGAは男性特有の症状になります。それを聞いて安心した女性の方、AGAは男性だけでなく女性にも起こりますよ。女性の場合はFAGAと言う症状になります。日本語では【女性男性型脱毛症】と言います。

ジヒドロテストステロンは男性だけでなく、女性の体内でも生成されます。冒頭で男性ホルモンは男女共に持っていると書きましたよね？

5αリダクターゼと男性ホルモンがある以上、ジヒドロテストステロンは作られます。

ですが、女性の場合、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲストロンと言う物質が、ジヒドロテストステロンによる毛根の破壊を保護してくれています。

ですが、年齢が増すにつれ、特に月経閉止期後エステロゲンレベルが不安定になり、ジヒドロテストステロンの生成が増すことによって男性と同じように脱毛が起こります。

（女性の薄毛についても今後記事を書いていきますね。）

話が大きくそれましたので戻しますね。

AGAによってなぜ薄毛になるか。それはヘアサイクルが乱れるからです。

下記図をご覧ください。

これが、ヘアサイクルを表した図になります。

図を見てわかるように、髪の毛は成長期、退行期、休止期のサイクルで髪の毛が生えたり、抜けたりしています。

まず、用語を簡単に説明をしますね。

成長期：毛母細胞が3～6年かけて活発に働いて髪が伸びる時期のこと。

退行期：活発に働いていた毛母細胞の髪の毛を成長させる機能が徐々に弱まってくる時期。
　　　　髪の毛の成長の休止期間と考えて下さい。

休止期：退行期を迎えた毛球が委縮していきます。毛母細胞から離れた髪の毛は完全に成長が
　　　　止まり抜け落ちる準備の為に徐々に髪の毛を押し上げていきます。この髪の毛の奥で、
　　　　新しい髪の毛が作られ始めます。

AGAになってしまった人は成長期の期間が（正常なら3～6年）が極端に短くなってしまいます。（数か月～1年）

なので、次に生えてくる髪の毛が育つ前に抜けてしまい、薄くなっていくのです。

次に生えくる髪の毛も、ジヒドロテストステロンが毛乳頭を攻撃し続けているので、髪の毛が成長しきる前に抜けてしまいます。髪の毛が成長しきる前の髪の毛なので、細くて短い髪の毛が抜けてくる。と言うことです。

薄毛は遺伝する？

よく、薄毛は遺伝すると言われます。皆さん気になるところですよね？

これについて少しご説明しますね。まず、遺伝によって受け継がれるのは薄毛が受け継がれるのではありません。

薄毛の原因ホルモンのジヒドロテストステロンの感受性が高いか低いかを受け継ぎます。

要はジヒドロテストステロンを受け取る皿が多いか少ないか。この皿が遺伝すると言うことです。

皿が多ければたくさんのジヒドロテストステロンを受け取ってしまって、薄毛になりやすくなるし、皿が少なければジヒドロテストステロンの受け取れれる量が少なくて済むので薄毛になりにくくなります。

ちなみにですが、薄毛の遺伝の母方の父親が薄毛なら遺伝すると言われています。

まとめ

ホルモンバランスが崩れることで、5αリダクターゼと男性ホルモンが結合してジヒドロテストステロンになる。

そのジヒドロテストステロンが毛乳頭を攻撃することで、毛乳頭に酸素と栄養素が送られなくなる。

その結果、毛母細胞の細胞分裂が阻害されヘアサイクルが乱れることでAGAは発症する。

女性にも男性ホルモンがある以上、男性と同じようにAGAを発症する。その時の呼び名はFAGA。

女性の場合は、年齢が増すにつれ、特に月経閉止期後エステロゲンレベルが不安定になり、ジヒドロテストステロンの生成が増すことによって男性と同じように脱毛が起こります。

薄毛の遺伝は母方の父親から、ジヒドロテストステロンの感受性が高いか低いかを受け継ぐ。

AGAの原因には、生活習慣などの要素もありますので、今後はその辺りについて記事を書こうかと思います。

原因の深掘りはこちら↓

女性の薄毛の症状についても、書いていきたいと思っています。

それでは、また次回！

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